積極的な航空保安文化の構築
2010年代においてICAOでは「Just Cluture(公正な文化・考え方)」という用語を「Positive Safety Culture(積極的な安全文化)」という用語に変更しました。これは、「Just 」という言葉が多くの国で「懲罰」という意味合いで使用されることがあったからです。
一方で、Doc 8973「航空保安マニュアル」などでは依然として「Just Culture」が使用されていることから、IFALPAはIATAやIFATCAと共に「Positive Security Culture(積極的な航空保安文化)」という名称に変更することを推奨することにしました。この文書では、これらの背景と共に内容を明確化したものが記されています。