リチウムバッテリーがなんらかの影響で火災を発生させた場合、内部のバッテリー液の燃焼によって火力が強く、その消火活動は通常の火災と異なることが指摘されています。

現在、航空機内に持ち込まれるリチウムバッテリーは乗客1名当たり2-3個と言われており、こうしたバッテリーが航空機内で火災を発生させるリスクは常にあると言えます。

この度、米国FAAはリチウムバッテリー火災のような「High Energy Fire(HEF)」への対処方法をまとめたガイダンスを発行しましたので、ご紹介します。

また、HEF発生時に対応するビデオも公開しましたので、合わせてご覧下さい。(外部サイト:FAA へアクセスします)

操縦室における火災への対応:Portable Electronic Device (PED) Fire Training -Flight Deck

客室における火災への対応: Portable Electronic Device (PED) Fire Training – Cabin