近年、バッテリー輸送に関する様々な規則改訂や見直しが行われていますが、輸送人の虚偽申告・誤申告によって密かに輸送されるケースが急増しています。

 単純な細工で行われたバッテリー輸送の虚偽申告事例をご紹介します。

虚偽申告事例

 バッテリー単体での旅客機輸送が禁止されたこと、また大量のバッテリー輸送に関する詳細な輸送手順が規定されていることから、少量のバッテリーを機器に紛れ込ませり、機器と一緒に梱包することで航空機輸送を試みようとすることがこの虚偽申請の背景にあります。