2017年1月5日、モザンビークの首都マプトから北部の町テテに80名の乗客と6名の乗務員で向かっていたLAMモザンビーク航空のB737-700がテテの空港へ進入している時、運航乗務員は大きな音と共に計器に異常を認めた。乗務員は鳥が衝突したものと思い、進入を継続して無事にテテの空港に到着した。

その後の点検でドローンが航空機先端のレドーム右側に衝突したことが明らかとなった。

LAMモザンビーク航空はこの事態を受け、代替の航空機を準備してマプトへのフライトを行い、この航空機は修理されることとなった。

この地域では鉱物調査のため、10kg程度の重量を持つドローンが度々使用されている。地上からの目撃者によると、空港や航空機に対する注意喚起もされないままにドローンの飛行が行われていたようだと証言している。(The Aviaion Helard 170110)

ドローンと衝突したLAM B737写真