LATAM航空 2213便に関する記者発表

2022年11月18日にペルーのリマ国際空港で発生した、LATAM航空 2213便(A320型機)と消防車両の滑走路上における衝突事故に関し、IFALPAは状況を注視すると共に、命を落とした消防隊員の家族及びその友人に対して哀悼の意を示します。

この事故の発生原因について、推測ではなくICAO Annex13に基づいた適切な事故調査活動によって解明されるべきであることをIFALPAは強調しておきます。

また、LATAM2213便のパイロットが当局によって拘束されたことについて、IFALPAは受忍出来ることではない事態であると考えています。この行為は、ICAO Annex13(航空機の事故調査)や同 Annex19(安全管理)から逸脱しているだけでなく、この事故は技術的あるいは複合要因によって引き起こされたものではなく、パイロットが引き起こしたものだという風潮を築き上げるものです。

IFALPAはペルー関係者に対して、今回の惨劇発生の状況におけるあらゆる行動は、ICAOの安全文化に基づくべきであることをここに要請します。