中国が打ち上げた大型ロケット「長征5B」のブースター部分が、制御不能な状態で地球へ落下することが懸念されています。米国のエアロスペースコーポレーション社が、その落下時間と場所について発表しています。

ブースター部分の大気圏再突入時間は、日本時間の5月9日13時07分頃ですが、前後24時間の範囲で注意が必要です。

落下予測範囲は北緯41.5度から南緯41.5度の間ですが、日本周辺はそれに含まれていません。一方、北米、欧州、豪州へ飛行する航空機は注意が必要です。